• 第三弾 全分野結集型シンポジウム

    学問の評価とは?

  • これまで2度開催した全分野結集型シンポジウムから見えたもの

    全分野の研究者が一堂に会し各テーマについて縦横無尽の議論を展開。リンク先にはシンポジウムの保存動画あり

    リンク先には収録動画あり

    第一弾

    「真理探求とはなにか?」

    2018.2.12

    我々研究者は、「これは○○分野の法則」とはいうが、「○○分野の真理」とは言わない。ゆえに真理は一つ。でも、真理って? → このシンポジウムの成果をよく表すキラーフレーズ:「自分の分野がよくわからなくなった」参加者の感想文より

    リンク先には収録動画あり

    第二弾

    「学会、意味なくない?」

    2018.9.13

    学問の進展を支えている「学会」のあり方を問うことを入り口とし、学問の進展のしかた、あり方について、全分野が集まって議論 → 高度化、発展の名のもと、いかに熟慮なく専門化(いうならタコツボ化)が進められてきたかを実感するに至る

     

  • そして、「やっぱ、改めて”学問”そのものを問いたくなった」というのが今回の第三弾!!

    下記の4つからお好みの「背景」をご選択ください(お読みください)

    制度論的

    大学についてのシンポジウムといえば、誰かやどこかの組織を悪者にした要求論ばかり。ちょっとうんざり。

     →大事だとはおもうけど、それだけで大学(学問)が本当によくなるとおもえない

    政策論的

    最近は評価!評価!とうるさすぎる。もちろん評価は大事よ。でも、管理や順位付けの相対評価ばかりじゃん。

     →絶対評価、すなわち学問そのものの価値ついての議論はどこにもみあたらない。これでいいのかな。

     

    大学論的

    各分野が分野を超えて議論するのは、あまりに当たり前の大学(そして学問)の営み・・・ 単なるワイガヤじゃなく、マジで議論する場が少ないっていう現状がおかしい。

     →ですよね

    学問論的

    すべては仮説。では何の仮説? 例えば、その仮説の前提、その前提の前提、その前提の前提・・・ いったいどこで分野の壁が溶けて一になるのはどこだろう?

     →各分野の書籍や論文調査という手法もあるが、今を生きる研究者の感覚からも探りたい! 言葉以前のなにか。風土や生き様(よう)としてのそれを。

     

  • 今回のこだわり

    熱心な対話のために!

    テーマ

    「学問の評価」を考えることを切り口とし、学問の絶対的な価値そのものに迫ってみたい。

     

     いうなら、このシンポジウムは研究者らの内省の色を帯びます。いや、帯びるべきです。普段、心の奥にしまっている研究者魂、学問精神を引き出し、それを議論するなど、かなりハードな行為です。が、それでもやらなければならない! ヤスパースがいうところの「研究者の最も深い部分での真面目さ」こそが学問の原動力なのだから。

    ねらい

    学問の評価を全方位的(全分野的)に考えることで、その絶対的な価値についてみなで確認し、深く納得したい。測れない価値、あるいは、測れるものを跳ね返すだけの何か。言葉以前のその絶対的価値について、苦し紛れでもなんとか対話をしてみたい。

     

     そして、分野を俯瞰的にみることで、どこで一致し(前:めざすところ)、どこで別れるか(後:前提)をみてみたい。課題解決のもとにあるツール的な異分野連携ではなく、学問のあり方としてその本性である異分野融合を実践してみたい

    具体的に話し合いたいこと

    1:各分野の「目指す」ところ。それは「どんなものを”いい”とするのか?」という評価の問題。それを出し合って全方位的に議論したら、なにかみえてくるのでは?

     

    2:すべては仮説。であれば何の? 各分野の仮説を出し合うことで、その全的な仮説ってのがでてくるのでは? 

     

    3:各分野の対象世界って?それを出し合って全方位的に議論したら、なにかみえてくるのでは?

     

    気の利いた研究者があつまってワイワイしたら何か見えてくるという、ゆるふわの議論にするつもりはありません。もちろん何かしらの型はすでにあるっちゃーあるのです。が、ゼロベースでかつ今を生きる研究者大勢でそれを再構築したいなぁというのが我が学問論です。

    3つのNG

    ●誰が、あの組織が、悪いという悪者決めつけ論

     

    ●食っていく(職を得る)ための話*

     

    ●ウソつくこと(言いにくいことはオブラートには包んででもいいから本音で話そう)

     

    それも大事であることは重々承知。でも、たまにはそれ横において学問精神を磨こうぜっていうのが今回だから

  • プログラム

    2020.3.4. 水 場所:Impact HUB Kyoto 

    1

    12:30開場 

    受付にて、お名前とご所属を

    2

    13:00 開会 総合司会:京都大学学際融合教育研究推進センター(以下、学際センター)研究員:井出和希

    3

    13:05 開催趣旨説明(学際センター准教授:宮野公樹)

    ・なぜこのシンポジウムをやるのか?

    ・議論のススメ方の説明 

     など

    4

    13:10 セッション0:主旨に関する意見交換と自己紹介

    ●下記の登壇者と朝まで生テレビ形式で議論!

    ●会場には、下記登壇者と一般参加者(先着30名)のみ

    ●なお、各分野には2,3名づつの研究者が全国からZOOMにて参加!(その一覧は下記)。ZOOM参画研究者の発言はSlidoを使用し、適宜、事務局が意見集約し発問者に伝達する仕組み。

     

    生命科学系:駒井章治(奈良先端大・准教授)

    理学系:磯部洋明(京都市立芸大・准教授)

    工学系:平岡敏洋(東大産技研・特任教授)

    -------

    哲学系:久木田水生(名古屋大・准教授)

    芸術学系:朝倉由希(文化庁地域文化創生本部・研究官)

    文学系:中村翠(京都市立芸大・准教授)

    --------

    社会学系:周東美材(大東文化大学・講師)

    経営・政策イノベ系:桑島修一郎(京大産官学連携本部・特任教授)

    経済学系:坂出 健(京大経済学研究科・准教授)・航空機産業、国際政治経済学

    -------

    法学系:高屋友里(東京大学未来ビジョン研究センター・客員研究員)

    医学系:楯谷智子(京都先端大・准教授)

    薬学系:井出和希(京大学際センター・研究員)

    -------

    発問者:宮野公樹(京大学際センター・准教授)

    5

    13:40 セッション1:「今あるいは左右に」

    ・あなたの分野の対象領域は?これって分類整理ってできるかなぁ

    ・あなたの分野のその対象領域に対するスタンスは?

    ・あなたの分野の現状の問題点は?

    6

    15:40 セッション2:「後あるいは下に」

    ・あなたの分野の歴史は?どうやって生まれた?その用語・思考の枠組みはいつできた?

    ・あなたの分野でこれを崩したらおわりっていう暗黙的な大前提(=仮説)は? 

    ・あなたの分野の論文の諸言にある「あるある」は?いわゆる印籠文章

    7

    14:40 セッション3:「前あるいは上に」

    ・あなたの分野での「いい研究」って?

    ・あなたの分野で「優れた研究者像」は?

    ・あなたの分野の「よりよい社会(人生)像」は?

    8

    16:40 総合討論

    上記のセッションの各問いごとに進むとは限りません。すべては議論の流れにまかせます。ゆえに、ぶっちゃけこの総合討論は時間あわせということで!

    9

    17:40 まとめ

    っていうか、まとめるつもりはありません。むしろ、終わったあともモヤモヤと問いを引きずるシンポジウムこそ良いシンポジウムと思ってます。

  • ZOOM参画研究者

    2・19時点 (★はリアル登壇者)
    マークは募集を終了した分野

     

     

    文学系

    ★朝倉由希(文化庁地域文化創生本部・研究官)・芸術学
    ★中村 翠(京都市立芸大・准教授)・フランス文学
    横山恵理(大阪工大・講師)・日本古典文学

     

     

    哲学系

    ★久木田水生(名古屋大・准教授)・技術倫理、哲学

    久部和彦(静岡大学・教授)・言語哲学

     

     

    心理・教育系

    村上正行(大阪大学全学教育推進機構・教授)・教育工学、大学教育学

    平井 啓(大阪大学人間科学研究科・准教授)・医療心理学、行動医学
    成田慶一(京大医学研究科・客員研究員)・ミックスドメソッド

     

     

    社会学系

    ★周東美材(大東文化大学・講師)・文化社会学、メディア学
    山口創生(国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所・室長)・
    社会福祉、精神保健

     

     

    史学系

    定藤博子(鹿児島国際大学経済学部・講師)・経営経済史、産業史

    古谷紳太郎(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院・特別研究員)・科学史

    橋本裕子(京大先天異常標本解析センター・博士研究員)・文化財科学
    鈴木多聞(東京大学文学部・非常勤講師)・日本近代史

     

    地域研究系

    清水夏樹(京大学際センター・特定准教授)・農村計画学

    小川さやか(立命館大先端総合学術研究科・教授)・文化人類学

     

     

    法学系

    ★高屋友里(東京大学未来ビジョン研究センター・客員研究員)・国際宇宙法

     

     

    政治学系

    祐野 恵(京大学際センター政策のための科学ユニット・特定助教)・地方自治、公共政策

    川波竜三(慶應義塾大学法学研究科・助教)・国際政治経済学

     

     

    経済学系

    ★坂出 健(京大経済学研究科・准教授)・航空機産業、国際政治経済学

     

     

    経営学系

    ★桑島修一郎(京大産官学連携本部・特任教授)・イノベーション政策

    吉岡(小林) 徹(一橋大学イノベーション研究センター・講師)・知的財産マネジメント、知的財産法

     

     

    基礎・統合生物学系

    ★駒井章治(奈良先端大・准教授)・脳神経科学

    林 眞理(京大生命科学研究科/白眉センター・特定助教)・分子生物学
    田島知之(京大学際センター宇宙総合学研究ユニット・特定助教)・霊長類学、自然人類学、動物行動学

     

    農学系

    塩尻かおり(龍谷大学農学部・准教授)・植物-昆虫相互作用

     

     

    基礎医学系

    坪谷 透(東北大歯学研究科・助教)・境界医学

    宮川 剛(藤田医科大学・教授)・心理学、神経科学

      

     

    臨床医学系

    ★楯谷智子(京都先端大・准教授)・耳鼻咽喉科学、喉頭科学

     

     

    歯学系

    本田義知大阪歯科大学中央歯学研究所・准教授)・再生医学 、歯科医用工学

     

     

    健康・生活科学系

    花輪由樹(兵庫県教育大学・助教)・衣・住生活学, 地域居住、まちづくり

    吉井美奈子(武庫川女子大学・講師)・生活経営学、家族関係学

     

     

    薬学系

    ★井出和希(京大学際センター・研究員)・薬学、疫学

     

     

    環境学系

    中村秀規(富山県立大学環境・社会基盤工学科・准教授)・環境政策、環境ガバナンス

    半藤逸樹(新潟大学自然科学系・准教授)・地球システム科学、環境解析学、データサイエンス

     

     

    数理科学系

    鈴木咲衣(東工大情報理工学院・准教授)・圏論、量子トポロジー

     

     

    物理学系

    ★桑島修一郎(京大産官学連携本部・特任教授)・X線

    湊 丈俊(京都大学産官学連携本部・特定准教授)・表面界面科学、物理化学

     

     

    地球惑星科学系

    ★磯部洋明(京都市立芸大・准教授)・天文物理学

    後藤忠徳(兵庫県立大学理学部・教授)・地球物理学、岩石学

     

    情報学系

    尾上洋介(日本大学文理学部・准教授)・情報可視化、ネットワーク解析
    鈴木 聡(大阪経済法科大学教養部・准教授)・情報教育,認知科学

     

     

    化学系

    湊 丈俊(京都大学産官学連携本部・特定准教授)・表面界面科学、物理化学

    岸村顕広(九州大学工学研究院・准教授)・界面化学、超分子化学

     

     

    総合工学系

    小山真紀(岐阜大学流域圏科学研究センター・准教授)・防災工学、社会システム工学

     

     

    機械工学系

    ★平岡敏洋(東大産技研・特任教授)・自動運転

     

    電気・電子工学系

    掛谷一弘(京大工学研究科・准教授)・低温物性物理学

     

     

    土木工学・建築学系

    髙橋良和(京大工学研究科・教授)・耐震工学,橋梁耐震
    金多 隆(京大工学研究科・教授)・建築経済、建築生産

     

     

    材料工学系

    上田 正人(関西大学工学部・教授)・金属工学

     

     

    他形式の参画者情報(2020/02/19時点)

     

    現地閲覧者:30名(満席!

    WEBライブ視聴者登録数:36

      

     

     

     

    なお、この区分は、日本学術会議の分野委員会を参考にしました。

  • このシンポジウムの関わり方

    たぶんですが、コロッとしたアイデアやハウツー、方法論的な答えを求めありがたがる人にはこの企画はむいてません。

    ZOOM参画研究者【募集中!!】

    上記の各分野において最低1名、最大2名で(3名以上の研究者がいる分野は、既存の登録研究者が中座する等の理由による)、ZOOMで参画いただく研究者を募集中(先着順)。下記よりお申し込みを。

    原則、研究者のみとし(現役でも、名誉教授でも可)、大学院生(博士前記・後期課程)は今回は除く、とさせていただきます。

     

    <参画いただく条件>

    ●本企画の主旨にご賛同いただき、このノリを楽しんでいただける方

    ●ZOOMをPCやタブレットにインストールして使用したことがある方(今回、初めてのひとは別途接続テストしましょう)

    ●開催中、静かな環境(カフェ等NG)でインターネットに接続し、イヤホンやヘッドホンを使用すること

    ●基本的に発言はSlidoを使います(つまりZOOMでのマイクはミュート設定で)

    ●開催中、内職禁止!(ご自身も登壇している気分でお願いします)


    注:ぜひ参画したいけどもう2名埋まってる!!どうしても参画したい!という方は、別途、お問い合わせよりご相談ください。

    現地閲覧者【募集締め切りました!満員御礼

    このシンポジウムを現地で観戦しませんか? 先着30名。どなたでも参加可。下記よりお申し込みを。

    WEBライブ閲覧者【事前申し込み制】

    youtubeかFacebookでリアルタイム動画配信をいたします。どなたでもお気軽にご視聴ください!!  ただし、あくまでマイクやカメラ等、簡略形式にての配信になりますこと、ご了承ください。ご感想やコメント等あれば、#gakuseka に。

  • そして、クラウドファンディングにて関わるという方法も!!

    このシンポジウムを動画収録・編集するための資金をCFにて募集しています 

    私たちと一緒に全分野結集型シンポジウム「学問の評価とは?」を作り上げていきませんか?

    by 学術系クラウドファンディング Academist

  • 参画申し込み

    それっぽく3つのボタンがありますが、リンク先は同じです(CF以外)

    ZOOMにて研究者として参加

    現地にて直接参加&閲覧

    WEBにてライブ映像を視聴

    クラウドファンディングにてこの企画を支援

  • お問い合わせ

    ご不明な点やご質問がありましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。メディアの方、大歓迎。

     

    本企画にご賛同いただき、「我社としてこんな形で協力できますよ!!」という組織がおられましたら

    ぜひとも下記お問い合わせより連絡ください。内容に応じ「共催」や「協賛」等、本サイトに掲載させていただきます。

  • 主 催 

     

    京都大学学際融合教育研究推進センター本体、および

    学際センター「研究者越境マインド研究ライトユニット」

     

     

    主催 & 特別協賛

     

    Inpact HUB KYOTO

     

     

    本企画の原資は2019年度サントリー文化財団研究助成金「学問の方法として研究者越境マインドの考察」(代表:宮野公樹)により実施しております。

     

     

     

     

     

     

  • 共 催